2014/04/25

日米首脳会談と共同声明と「桜吹雪」

今週は、時間の推移がなぜか長く感じました。北京から帰った後、仕事が溜まっていたことも理由のひとつでしょうか?

日米首脳会談とあの共同声明、あまり実質的な成果はなかったように思うのですが・・・・・。
なにか、風とともに散る紙製の桜吹雪を観るような空虚さを覚えたのです。

もともと、「尖閣奪取」のために「華」の国が軍事行動に出ることはありえないのに、なにかの空文と引き換えに、TPP交渉で米に借りを作る始末。
「満額回答」とはしゃぐ国際世間オンチが我国の中枢とは、なんと情けないことでしょう。

それにしても、アメリカの凋落ぶりは痛ましさを覚えるほどですね。オバマ大統領の姿に、威厳は見えず、普通の国の首相のような雰囲気しか感じられなかった。
それでいいのでしょうけど。

威勢のいい割に偽被害者風であっても困るし、やみくもにもっともらしい威厳をまき散らす偽正義漢風であっても困りものです。


さて、明日から英文投稿論文を作りはじめます。
テーマは、中国農地資本ストックの国家収奪によるその国家への移転がいびつなシャドーバンキングを招いていることを論じるものです。
ドラフト完成まで、たぶん、速くて3か月。英文推敲にひと月、ネット公開される時期は早くて年末でしょう。