2011/12/04

加藤くんのこと

加藤くんは、上海でイチゴ栽培をしている。日本ではコメや野菜を作り、栽培技術を市民農園を楽しむ人に啓蒙するなど、多くの活動を行う青年だ。昨日は、帰国したばかりで忙しいうえに疲れているのに、私が主宰する研究会に来てくれた。最近は、そんな彼に注目するマスコミが増え、顔も広くなった。彼がごくまれに発する弱音を聞くと、この国は農業振興などと宣伝はするが、実は、ほとんど彼のような意欲ある青年農民の役に立つことは何一つしていないことに驚くことが多い。そのうえに、TPPに関する発言をすると、全農や全中や農協が脅し文句をいう。農協とはなんのだろう。農協や連合会のみなさん、もう一度、農協法をじっくりと読み直し、弱者を救えよ。税法上の優遇措置は、農協の儲けのためにあるのではないはずだ。

0 件のコメント: